でのメモ

世界平和はママの笑顔にある!と信じ、 助産師フォトグラファーを始める。 2017年から 青年海外協力隊 助産師としてベナン共和国に派遣中。アフリカの子育ての良い所を日本に持ち帰るための活動を開始。 世界のなりたい職業ランキング一位に助産師を引き上げることも密かな目標。 これからの活動記録をメモ程度に残していきます。

――――――――――――――――――世界平和はママの笑顔にある!と信じ、助産師フォトグラファーを始める。―――――――――――――――――― 2017年から 青年海外協力隊 助産師としてベナン共和国に派遣中。 アフリカの子育ての良い所を日本に持ち帰るための活動を開始。 世界のなりたい職業ランキング一位に助産師を引き上げることも密かな目標。 これからの活動記録をメモ程度に残していきます。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

での温泉🌠

での温泉♨(inベナン
写真のようにポップな話ではないけれど、大事な話。

 

実は私、助産師や看護師のほかに、温泉ソムリエという資格を持っています。

 

大分にゆかりがあることもあり、とある企業で「ストレス社会とお風呂」についてお話させていただき「なぜ人はお風呂でリラックスできるのか。」と質問を受けたことがあります。


それはズバリ!おなかの中と似た環境だから!だと私は思っています。
(他にも理由はたくさんありますがここでは割愛)

 

日本人なら誰しも、疲れた時はゆっくりお風呂につかりたい気持ちを分かってもらえると思います。私も大のお風呂好き。協力隊合格前は、第一希望をモロッコにしていましたが、その理由の一つが、モロッコには伝統的な風呂があるから。それくらいお風呂が好きです。


しかし、水が貴重なベナンでバスタブなんて贅沢品はブルジョアでもない限り使えるわけがありません・・・

 

だけど、今日だけはどうしてもお風呂に入りたかった。

 

ベナンに来て約2か月。
人間というものはすごいものであるもので工夫して生きていけるのです。


お風呂に入りました。
こんな感じ。

 

 f:id:denodeno:20171220102916j:image

 

 

うん、思った以上に良い!

長時間はいりすぎると足がしびれてくるけど、ストレッチにもなって一石二鳥。


リラックスできました。

 

本題はここから。
(もちろん、お風呂は私にとっては大事な話。)


今日は気持ちが落ち込んでいたので、そこまでしてでも入りたかった。

 

本日、仲良くしていた妊婦の友人とその赤ちゃんが亡くなった知らせを聞きました。

 

西アフリカの医療機関で働く限り避けては通れない死。
日本では大学病院で働いていたため、死産の現場は幾度となく目にしてきました。
もちろん、ママの死も。
覚悟はしていたつもりでしたが、こんなに近くで起こるとやはり平常心ではいられない。


ママは死産の宣告を受けていました。
死産といっても、生まれる前です。これはもちろん日本でも珍しいことではありません。生まれる前のおなかの中で何らかの理由で赤ちゃんの命が亡くなってしまうことがあります。

死産とわかったらママの体はどうなると思いますか?

ママの体は命の亡くなった赤ちゃんは異物として捉えるため、産む方向にもっていきます。

帝王切開で出すことも可能ですが、手術となると次の妊娠などその他多くのリスクも抱えるため自然に産める体であれば通常通り下から産むことを選択することが多いと思います。

 

今回のママは子供たちを食べさせるため、臨月ぎりぎりまで売り子をして働き、さすがに疲れたから、と家でゆっくりするようになって受けたエコーで判明。

 

 

もちろん、働きすぎだけが原因ではありません。理由はたくさん。
私は現在村の保健センターで勤めており、医師はいません。(これは日本の助産所でも同じ。)
しかし日本では出産は周産期の知識を勉強し、10例の実践を経た資格のある助産師でないととれません。
しかし、うちの保健センターでは日本で言うところの看護助手さんがほぼ出産を見ています。(なんなら掃除婦さんがみることも・・)
そんな状況でもあるため、私と同僚は首都の大きな病院での出産を勧め首都で出産をすることになったのですが、その大きな病院で本日原因不明の死とだけ伝えられました。
(おそらく陣痛促進剤の管理不足による子宮破裂ではないかと・・・あくまで同僚との予測)

 

 

 

※ ここで伝えたいのはアフリカの医療事情が劣悪だ!ということではありません。もちろん日本の医療は発達し国の補助も大きいためとても恵まれていると思いますが。

 

伝えたいのは、
人の命に「絶対」はないということ。

 

 


だから、おかんをはじめ、大切な人は今!精一杯!大切にしてください。
ということ。

私もそうします。

 

 

家族なんか特にそう。

以降NHKの番組で実際に放送された内容。
(飽くまでも世の中の平均値)
 
 
▼親と一緒に過ごせる時間
    残りの生きる年数 = ほぼ残り日数
 
1年間で親と会うのは
1年で平均6日間。
1日親と顔を合わせるのは1日平均4時間。
1年でたった1日分しかない。
 
だから、残り生きる年数=ほぼ残り日数

 

私の場合は2年間は会えないため、丸2日親と会える時間を犠牲にしてここにきている。

 

 


今自分の目の前にいる人がいつ死ぬかなんてわからない。

日本では赤ちゃんは安全に生まれて当たり前、そうでなかったら医療者が悪い。となんでも訴える時代だけど(それを否定も肯定もするつもりはない)。
その前に命がかけがえのないものだっていう感覚が麻痺しつつあるのは大きな問題だと思っています。

特に、赤ちゃんを産むママは誰しもが命がけです。
母は強し。というけれど、その言葉通り、どんなママでも、赤ちゃんの為ならどんなに厳しい状況でも体も心も赤ちゃんを守ろうと必死です。

 

助産師になって、より一層思います。
ママって本当にすごい。
赤ちゃんがうまれたら、おめでとう!可愛いね!って赤ちゃんだけに集中しがちだけど、私はおめでとうとそれ以上に、頑張った母と赤ちゃんを労おうと努めています。

自分のおかんに感謝。

 

助産師になったのも、フォトグラファーを始めたのも、協力隊になったのも、元はといえば日本で感じた違和感から。

幸せな感覚が麻痺している、鬱の状態を見て。

写真だけが心理的な精神的なケアになるとは思ってないけれど、これからも一つのツールとして使えたら。と思っています。

 

何を予感したのか、私はこのママとだけは妊婦姿の写真を撮らなきゃ!と思い無理言って少しだけ写真を撮らせてもらっていました。
産んだ後にはニューボーンフォト(生まれたての新生児の時にだけとれる写真)
を撮ろうね!なんて言っていたのが嘘みたい。

 

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気を張りすぎるのもよくないけど、今あるものを大切に


バケツ風呂にプカプカ浮きながらそう思う、でのでした。

 

 

死ぬべき時を知らない者は
生き方を知らない
One who does not know when to die, does not know how to live.
John Ruskin

 

での🌠